ローカル LLMとは
2025年08月11日(月) 14:20:01
ローカルLLMとは、自分のPCや社内サーバーなどのローカル環境で動かすことのできる大規模言語モデル(LLM)のことです。
通常はChatGPTのようなAIを使う場合は、インターネット経由で利用する必要があります。
そして利用制限回数を超えた場合は有料になりますが、ローカルLLMを使用した場合はその制約が無い形になります。
ローカルLLMとクラウドLLMの比較
下記の表はローカルLLMとクラウドLLM(ChatGPTなど)との比較表です。
比較項目 | ローカルLLM | クラウドLLM |
主な例 | gpt-oss、gemma3 | ChatGPT、Google Gemini、Claude |
動作場所 | ・手元のPC。 ・ローカル環境扱いのサーバー。 |
・外部サーバー。 ・サービス提供者のクラウドサーバー。 |
データ処理 | ・ローカルで完結する。 | ・外部に送信される。 |
セキュリティ | ・非常に高い。 | ・提供元に依存する。 ・プライバシーリスクはゼロではない。 |
インターネット接続 | ・不要。 ※利用ケースによっては必要。 |
・必須。 |
カスタマイズ性 | ・自由度は高い。 | ・提供者による。 ・スケールが大きいシステムに向くケースが多い。 |
パフォーマンス | ・ハードウェア性能に依存する。 ・処理が重くなりすぎると反応しなくなる場合がある。 |
・安定している。(大規模なサーバー群で動作) ・稀に障害が発生すると使用できなくなる。 |
ハードウェア要件 | ・高い。高性能なGPU、CPU、大容量メモリが必須。 | ・低い。一般的なPCやスマートフォンで利用可能。 |
コスト | ・無料で利用可能。 | ・制限付きで無料のケースが多い。 ・利用制限を緩和する場合は有料になる。 |
Categorys : ローカル LLM モデル