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2025年10月08日(水) 18:41:43
「AgentKit」は、OpenAIが提供(発表:2025年10月7日)している、AIエージェント開発の統合ツールのセットです。 その中の「Agent Builder ベータ版」(発表:2025年10月7日)は「AgentKit」の中の一つで、 AIエージェントのビジュアル開発ツールです。 公式サイト: Introducing AgentKit Agent Builder Agent Builder ベータ版・Dify・n8n の簡易比較表 Agent Builder ベータ版では、下図のようなビジュアルなAIのワークフロー構築が可能になっています。 図. Agent ...続きを読む
Categorys : OpenAI Agent Builder
2025年09月17日(水) 00:22:38
Codex IDE extensionは、OpenAIが提供(リリース:2025年8月27日)している、VS Code等のIDE(統合開発環境)用の拡張機能です。 Codex IDE extensionはコーディングエージェントとして、自然言語による指示で自律的にコードの生成・修正等を行うことができます。 公式サイト:https://developers.openai.com/codex/ide/ Visual Studio Marketplace サイト:https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=openai.chatg ...続きを読む
2025年09月15日(月) 16:06:49
Codex CLIは、OpenAIが提供(リリース:2025年4月)しているコーディング支援ツールです。 公式サイト:https://developers.openai.com/codex/cli Codex CLIの主な特徴 Codex CLIの主な特徴は下表のような内容になっております。 プログラマー向けのツール ローカル環境のターミナル(CLI)上で動作する 自然言語を使ってコードの生成や編集ができる Apache 2.0ライセンスでソースコードがgithub.com/openai/gpt-ossに公開されている Codex CLIでLM Stud ...続きを読む
2025年09月03日(水) 22:13:50
n8nでLM Studio経由のローカルLLMを設定する場合の手順を紹介いたします。 前提は ローカル環境(メモリは32GB以上を推奨)にLM Studioをインストールしている。 LM StudioでローカルLLMのモデル「openai/gpt-oss:20b」をインストールしている。 参考記事:LM Studioの導入 n8nをローカル環境で起動している。 n8nでローカルLLMの動作は、デフォルトの状態ですと動作が遅い問題があります。 解決策としましては、当方では https://github.com/n8n-io/n8n/issues/15263 ...続きを読む
2025年09月03日(水) 18:51:05
n8n(エヌエイトエヌ)は、ドイツの会社n8n GmbHが提供(リリース:2019年10月)している様々な業務プロセスのワークフロー自動化ツールです。 n8nの主な特徴 ノーコードで様々な業務プロセスの自動化設定が可能 多彩な他サービスとの連携が可能 n8nが提供しているクラウド版の他、無料でセルフホスティング版の利用も可能 JavaScriptやPythonを使用した高度な処理も実装可能 ソースコードは公開されているが、オープンソースでは無い。ライセンスは独自の「Sustainable Use License」となっており、商用利用に制限がある。 n ...続きを読む
Categorys : n8n
2025年08月31日(日) 21:40:14
Difyでは、RAG(検索拡張生成:Retrieval-Augmented Generation)を実装する機能が「ナレッジベース機能」として提供されています。 DifyでRAGとして扱えるデータは下記のようになっています。 TXT, MARKDOWN, MDX, PDF, HTML, XLSX, XLS, DOCX, CSV, VTT, PROPERTIES, MD, HTMをサポートしています。1 つあたりの最大サイズは15MB です。 RAG用のデータは、Difyの「ナレッジ」をクリック後の画面で、アップロードして反映させる事ができます。 図. ナレッジで空のナレッジベースを作成 ...続きを読む
Categorys : 検証
2025年08月27日(水) 19:40:21
自社用API・自作APIをDifyと連携を行いたい場合、 主に 1.検索機能を「カスタムツール」として登録し、ノードとして使用する 2.ノードの「HTTPリクエスト」を使用する の方法が考えられると思います。 「カスタムツール」を使う方法について、下記の簡易検証を行ってみました。 自社用API・自作APIを用意 WordPressで商品情報の管理機能を用意 下図のようにカスタム投稿、カスタムフィールド、アイキャッチ画像等を活用してWordPressで商品情報の管理機能を用意してみました。 図. WordPressで商品情報の管理機能 自社用API・自作API ...続きを読む
Categorys : 検証
2025年08月20日(水) 19:01:54
RAGとは チャットボットの画面で、独自のデータを与えてそこから回答をさせることができます。 例えば、FAQのテキストが入ったPDFを用意して、チャットボットの回答はそのFAQデータから行わせることができます。 Difyで扱える独自のデータは下記のようになっています。 TXT, MARKDOWN, MDX, PDF, HTML, XLSX, XLS, DOCX, CSV, VTT, PROPERTIES, MD, HTMをサポートしています。1 つあたりの最大サイズは15MB です。 その仕組みは RAG(検索拡張生成:Retrieval-Augmented Generatio ...続きを読む
2025年08月17日(日) 11:03:50
DifyでLM Studio経由のローカルLLMを設定する場合の手順を紹介いたします。 前提は ローカル環境(メモリは32GB以上を推奨)にLM Studioをインストールしている。 LM StudioでローカルLLMのモデル「openai/gpt-oss:20b」をインストールしている。 参考記事:LM Studioの導入 Difyをローカル環境で起動している。 としています。 ※他のモデルを設定の場合は、モデル名を読み替えていただければと思います。 1.LM Studioをサーバーとして起動 LM Studioを起動して、左メニューの緑色ア ...続きを読む
2025年08月15日(金) 23:54:11
ローカルLLMの実行環境としては、「LM Studio」「Ollama」が有力候補と考えております。 下記の表は当方が2025年8月で想定している「LM Studio」「Ollama」との比較表です。 ※mac CPU:Apple Silicon メモリ32GBで確認しました。 比較項目 LM Studio Ollama 確認バージョン バージョン:0.3.23 リリース日:2025年8月 バージョン:0.11.4 リリース日:2025年8月 メリット Ollamaよりもモデル ...続きを読む
2025年08月15日(金) 21:05:17
https://lmstudio.ai/download の画面でLM Studioのダウンロードを行います。 OSのプルダウンで「macOS」「Windows」「Linux」のいずれかを選択します。 次のrunningで種類を選択します。 ※ macOSの場合は「M series」のみ選択可能(Intel版は提供されておりません。) ※ Windowsの場合は「x86」「ARM64(Snapdragon)」が選択可能 macOSの場合は「Download for macOS」のボタンをクリックでダウンロードになります。 Windowsの場合は「Downl ...続きを読む
Categorys : LM Studio
2025年08月15日(金) 20:34:46
LM Studioは、大規模言語モデル(LLM)をローカル環境で実行できるオープンソースのプラットフォームです。 アメリカの会社「Element Labs」が提供しています。 Mac(Apple Siliconのみ)、Windows、Linuxに対応しており、 https://lmstudio.ai/download でインストール後は、グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)の画面で下記のような機能が使用可能になっています。 ローカルLLMのインストール チャットとしての利用 サーバーとしての起動とログ表示 関連記事 ローカルLLM ...続きを読む
Categorys : LM Studio
2025年08月11日(月) 18:15:09
DifyでOllama経由のローカルLLMを設定する場合の手順を紹介いたします。 前提は ローカル環境(メモリは32GB以上を推奨)にOllamaをインストールしている。 OllamaでローカルLLMのモデル「gpt-oss:20b」をインストールしている。 Difyをローカル環境で起動している。 としています。 ※他のモデルを設定の場合は、モデル名を読み替えていただければと思います。 1.Difyの設定画面にアクセス Difyを起動し、ログインします。 画面右上の プロフィールアイコン をクリックします。 表示されたメニューから 「 ...続きを読む
2025年08月11日(月) 17:04:35
Difyはアメリカの会社LangGenius Inc.が提供(リリース:2023年5月)している、LLMアプリ開発のプラットフォームです。 Difyの主な特徴 ノーコードでLLMアプリの実装が可能 Difyが提供しているクラウド版の他、無料でセルフホスティング版の利用も可能 独自データ(RAG:Retrieval Augmented Generation)に対応したチャットボットの構築が容易に実装が可能 JavaScriptやPythonを使用した高度な処理も実装可能 ソースコードは公開されているが、商用利用(マルチテナントサービスでの商用利用等)に制限があ ...続きを読む
Categorys : dify
2025年08月11日(月) 16:23:27
ローカルPCのメモリが16GB〜32GBの場合の、当方が考えるローカルLLMの選択候補は下表のようなものがあります。 モデル名 提供会社 インストールサイズ リリース時期 ライセンス テキスト対応 マルチモーダル対応 画像生成対応 特徴 gpt-oss:20b OpenAI 14GB 2025年8月 Apache 2.0 ライセンス ○ × × OpenAI o4-mini と同じような性能 gemma3:12b Google 8.1GB 2025年3月 Gemma Terms of Use ○ ...続きを読む
Categorys : モデル比較
2025年08月11日(月) 14:36:09
Ollama(オラマ)は、大規模言語モデル(LLM)をローカル環境で実行できるオープンソースのプラットフォームです。 アメリカの会社が提供しています。 Mac、Linux、Windowsに対応しており、 https://ollama.com/download でインストール後は、 コマンドプロンプトで動作をさせることができます。 図. Ollamaのコマンドプロンプトのイメージ 2025年7月30日には、Windows/Mac対応の新しいデスクトップアプリが追加されました。 図. Ollamaのデスクトップアプリ ...続きを読む
Categorys : Ollama
2025年08月11日(月) 14:20:01
ローカルLLMとは、自分のPCや社内サーバーなどのローカル環境で動かすことのできる大規模言語モデル(LLM)のことです。 通常はChatGPTのようなAIを使う場合は、インターネット経由で利用する必要があります。 そして利用制限回数を超えた場合は有料になりますが、ローカルLLMを使用した場合はその制約が無い形になります。 ローカルLLMとクラウドLLMの比較 下記の表はローカルLLMとクラウドLLM(ChatGPTなど)との比較表です。 比較項目 ローカルLLM クラウドLLM 主な例 gpt-oss、gemma3 ChatGPT、Goog ...続きを読む
2025年08月11日(月) 13:42:33
下記の表は、 https://ollama.com/download でollamaをインストールしたときに使える主なコマンド集です。 macOSの場合:ターミナルを起動 Windowsの場合:PowerShellを起動 の画面で使用します。 実行内容 コマンド 備考 ollamaのバージョン [copycode]ollama --version[/copycode] コマンドは「ollama -v」も使用可能。 モデルのインストール [copycode]ollama pull [モデル名][/copycode] ...続きを読む
Categorys : ollamaコマンド