ローカルLLMの実行環境「LM Studio」と「Ollama」の比較

公開日: 2025/08/15 更新日: 2025/08/24

ローカルLLMの実行環境としては、「LM Studio」「Ollama」が有力候補と考えております。
下記の表は当方が2025年8月で想定している「LM Studio」「Ollama」との比較表です。
※mac CPU:Apple Silicon メモリ32GBで確認しました。

比較項目	LM Studio	Ollama
確認バージョン	バージョン：0.3.23 リリース日：2025年8月	バージョン：0.11.4 リリース日：2025年8月
メリット	Ollamaよりもモデルの実行速度が早いデスクトップアプリでチャットボットしての利用の場合、オフラインでも使用できる	MacのIntel版にも対応オープンソースで透明性が高い https://github.com/ollama/ollama https://github.com/ollama/ollama/releases
デメリット	モデルのインストールがうまくいかない場合がある MacのIntel版には非対応	LM Studioよりもモデルの実行速度が遅いデスクトップアプリが常駐になるデスクトップアプリでチャットボットしての利用の場合、オフラインでは使用できないと思われる
Difyとの連携 [メリット面]	Dify上でのモデルの応答速度がOllamaよりも早く、実用的モデル設定のプラグインは代替の「OpenAI-API-compatible」の使用により、Visionの設定（マルチモーダルの有効化）が可能	モデル管理のプラグイン「Ollama」で連携可能
Difytとの連携 [デメリット面]	モデル管理のプラグイン「LM Studio」のインストールが失敗しやすく、Visionの設定（マルチモーダルの有効化）ができない。	Dify上でのモデルの応答速度が遅めで、モデルによっては実用的ではない
ライセンス	LM Studio Desktop App Terms of Service 2025年7月から商用利用が無償化 https://lmstudio.ai/blog/free-for-work	MIT License

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